社団法人 千葉県造園緑化工事業協会
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 今、全国的に校庭芝生化の研究が進められており、まだ試験的な段階とも言えますが、全国各地で校庭の芝生化が進められています。

■ 校庭芝生化の目的と期待される効果
  • 現在、地球環境問題の筆頭として温暖化とCO2対策が叫ばれています。樹木ほどではありませんが、芝生には気候緩和とCO2吸収効果が期待できます。
  • 都心部ではコンクリートなどで舗装された校庭もあるようですが、一般的には土のグラウンドが多いようです。
  • 芝生は土に比べてクッション性もあり、運動時の怪我を低減できます。又、裸足で、芝生の感触を確かめながら運動することなども出来ます。
  • 周囲の騒音を吸収する効果もあります。
  • 大雨の時でも、表土の浸食を防止できます。


■ 問題点と今後の課題
  • 激しい踏圧に耐えるためには、排水、下地作りなどに多くの建設費がかかります。
  • 芝刈り、灌水など、維持の為の費用や先生方の労力がかかります。
  • 適度な踏圧はむしろ必要なのですが、過度の使用に対する耐久性には限界があります。
  • 全面的に工事を行うには、休み期間中など、工事期間が限られてしまいます。又、施工後の養生期間中グラウンドを使えないことも問題です。
 以前にも校庭の芝生化が大規模に行われた時期がありました。その折りには、殆どの芝生が利用に耐えきれずに消滅してしまう事態となりました。が、学校当たりの児童数が減少、耐久性の高い芝生の開発、維持管理の研究などにより、現在その問題は大幅に改善されました。
 子供達の情操教育的観点、地球環境問題への対応などの観点から、校庭芝生化への期待が高まっています。
 当協会におきましても、校庭芝生化について調査研究を重ねており、その普及に向けて努力しているところです。


■ 校庭芝生化の実例
  • 千葉県印旛郡印旛村 平賀小学校
  • 東京都杉並区立 和泉小学校
  • 東京都荒川区立 汐入小学校
  • 神奈川県横浜市旭区立 不動丸小学校




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