■ 千葉県の巨樹・古木紹介シリーズ18 「環の大樟」 千葉県指定天然記念物(昭和10年3月26日指定) 所在地 千葉県富津市東大和田興源寺境内 樹種 クスノキ クスノキ科クスノキ属(常緑高木) 樹高 23m、幹周り 13.2m、樹齢 伝承600年 この大樟の主幹はすでになく、大きな空洞になっており里見攻めの時に寺が焼かれ、その時クスノキの空洞部に、ご本尊を隠し守ったとの言い伝えがある。 今でもクスノキの前には不動尊が祭ってあり、クスノキは霊木として大切に保護されている。 主幹は朽ちて大きな空洞となりながら、元気な姿に歴史と大きな生命力が感じられる。とともに根元の広さは8畳の座敷より広い面積を占めている。 (巨樹・古木紹介シリーズ バックナンバー) <戻る