■ 千葉県の巨樹・古木紹介シリーズ1 「長福寺の槇」 千葉県指定天然記念物 所在地 夷隈郡大原町下布施757 長福寺 この木はイヌマキで、イヌマキは関東南部以西、東海道近畿南部、四国、九州、沖縄まで広く分布する。 長福寺の境内左手にある。この寺は、檀家約150をもち、この地方では数少ない古刹で、源頼朝にまつわる伝説も残っている。頼朝がこの寺を訪れた時に、このマキに筆を掛けたといわれ、「筆掛の槇」とも呼ばれている。樹高12m、根回り4.50m、目通幹囲4.80mの大木である。 近年樹勢の衰退が見られたので、平成12年春に樹木医によって樹勢回復の処置が行われ現在その効果が表れてきている。千葉県を代表する県木である。 <戻る