社団法人 千葉県造園緑化工事業協会
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千葉県の巨樹・古木紹介
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■ 千葉県の巨樹・古木紹介シリーズ12 「沼のびゃくしん」

沼のびゃくしん 館山市指定天然記念物(昭和36年10月指定)
所在地 千葉県館山市沼443番地 十二天神社
樹種 ビャクシン、樹高 17m
枝張り 最大幅24m、目通り周囲 7.45m

 本樹はビャクシンとして県内では最大級のものと言われています。 城山公園の裏手の田圃と山地の境の少し小高くなった十二天神社の境内にあります。 石垣の上にやや傾きながら力強い姿で立っています。
大きく枝を広げた樹形やゴツゴツと変形している幹肌から、生きてきた年月の長さが偲ばれます。(案内板によると推定樹令800年) 枝の間の広い懐には、イヌビワやハゼノキなど沢山の植物を着生させており、他の「いのち」さえ一緒に育んでいる大きな母性愛のようなものが感じられます。
 私達が日常の生活の中で感じることが少なくなった「いのち」というものを具体的な形で改めて見せてくれているような、そんな穏やかな感覚を与えてくれる貴重な古木です。
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